第88回 冷静さと理性こそ、マニラにとって最も必要なものだ と平気で説ける中共の冷淡さが恐ろしい。
第88回 あれだけ高圧的かつ実際に損害を与えておきながら、フィリピンに冷静な対応を求め、自分の言うことを聞けと強要する中共は相手を見て露骨に対応を選択している。これはヤクザの手口と同じだ。 ご注意 以下は中共のプロパガンダ紙環球時報英語版が掲載した社説をそのままの形でお伝えするものです。(太字など協調分は当ブログによるもの)示されている見解や主張は当ブログのものではありません。 In this image from video handout provided by the Philippine Coast Guard, a Chinese Coast Guard ship, bottom, uses water cannon Philippine coast guard patrol ship, BRP Cabra, center, as it approaches Second Thomas Shoal, locally known as Ayungin Shoal, in the disputed South China Sea on Dec. 10, 2023. (Philippine Coast Guard via AP フ ィリピンの補給艦が仁愛橋の隣接海域に 不法侵入した ことに対し、中国沿岸警備隊が 自国の権利を守るため正当な行為 を行ったが、フィリピンは 根拠のない反撃 を続けており、事態はさらにエスカレートしている。 フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は24日、中国沿岸警備隊による「違法、強圧的、攻撃的で危険な攻撃」に対し、フィリピンは対抗措置を実施すると述べ、「国際社会の友人」と連絡を取り、「沈黙、服従、従属に屈することはない」と付け加えた。 「弱者である私が正しい」という論理はおなじみのもので、強要のニュアンスを含んでいる。仁愛橋、黄岩島、さらに最近では鉄仙橋をめぐる問題は明確であり、中国は南シナ海の島々とその周辺海域に対して紛れもない主権を有している。昨年初めからの緊張の激化は、結局のところ、 フィリピンが繰り返し約束を破り、挑発的な行動をとった ことに起因している。 中国の行動は合理的かつ合法的であり、自国の権利を守るために必要なものだ 。 しかし、こうした行動がマニラによって捻じ曲げられると、「大国が小...