第113回 世界は中国のリーダーシップのもとクリーンなエナジーへの転換に進むべきであり、米国等の邪悪な意図に左右されてはいけないと自己中に浸る中共の思考は現実とどこまで乖離しているのか
第113回 世界は中国のリーダーシップのもとクリーンなエナジーへの転換に進むべきであり、米国等の邪悪な意図に左右されてはいけない 社説では全く触れていませんが、中国は原子力発電の拡充にも注力しており、風力等が石炭火力の発電容量を上回ったとしていますが、原子力のベース発電に大きく依存していることに変わりありません。またその処理については国家機密のままです。このように都合の悪い事実は外に伝えない中共のプロパガンダは要注意であることに留意しましょう ご注意 以下は中共のプロパガンダ紙環球時報の社説を翻訳したもので、記事の見解は当ブログのものではありません。本文中の赤字部分は当ブログによるものです。 世界が中国の信頼性を改めて知る グローバル・タイムズ社説 国 家能源局の最新データによると、中国の風力発電と太陽光発電の設備容量は3月末に14億8200万キロワットに達し、史上初めて火力発電を上回った。このことは、中国の非化石エナジー発電の設備容量が初めて火力発電のそれを上回った2023年末や、風力、太陽光、バイオマス発電を含む中国の再生可能エナジーの総設備容量が石炭火力発電の設備容量を上回った2024年末を思い起こさせる。今日、風力発電と太陽光発電の設備容量は新たなレベルに達し、中国のグリーン・低炭素化の新たなマイルストーンとなった。ここから人々は、中国が何かを目指し、決然と着実な一歩を踏み出すときに持つ確信と、人類の未来と国民の幸福を念頭に置いた大国としての責任感とコミットメントを見て取ることができる。 フランス通信(AFP)は、風力発電と太陽光発電の設備が火力発電の設備数を歴史的に上回ったことは、中国の電力部門が「構造的な変化を遂げ、炭素排出量がピークまであと一歩のところまで来ている」ことを示唆している、と伝えた。この背景には、中国のエナジー転換がここ十数年で加速度的に進んでいることがある。AFP通信は、中国が2030年に120万kWの太陽光発電と風力発電を導入するという目標をほぼ6年早く達成し、昨年はアメリカの10倍にあたる357ギガワットの風力発電と太陽光発電を記録したと指摘した。現在開催中の上海国際自動車工業展覧会では、一部欧州メディアが、電気自動車のバッテリー寿命はもはや人々の関心事ではなく、自動運転がいつ実現するかに注目が集...