第115回 国際調停での新国際機関の本部が香港に置かれたことで、いかにも世界のリーダーブル中共が自身に不都合な国際調停法定の南シナ海裁定を拒否していることに触れない態度に世界は呆れるばかりだ
第115回 新しくIOMedと故障される調停機能の国際機関が香港に誕生し、香港が国際的な法秩序で大きな役目を果たすと自慢死体中共ですが、南シナ海を巡るフィリピンとの国際調停結果が自分に不利となると無視し、馬鹿にする態度を示したことを思い出せば、この調停機関に中共が影響力を及ぼせば大変なことになります。ましてや一国二制度のショーケースだと自慢すれば世界から冷笑されます。一つの中国なる虚像も内部から崩壊していきつつあるのではないでしょうか。 ご注意 以下は中共のプロパガンダ紙環球時報の社説を翻訳したもので、記事の見解は当ブログのものではありません。本文中の赤字部分は当ブログによるものです。 国際調停機構は激動する世界に平和の新たな原動力を注入する グローバル・タイムズ社説 グローバル・タイムズ 掲載 2025年5月31日 12時43分 5月30日、国際調停機構(IOMed)設立条約の調印式が香港で行われた。85カ国と20近くの国際機関から上級代表が集まり、33カ国がその場で条約に調印し、創設メンバー国となった。調停を通じ国際紛争を解決することを目的とした世界初の政府間組織として、IOMedは国家間の紛争、国家と他国民との間の投資をめぐる紛争、国際商事紛争を調停するための新たなプラットフォームを提供する。 IOMedの設立は、国際紛争解決メカニズムにおける歴史的なブレークスルーとなる。長い間、国際紛争の解決は主に司法判断と仲裁メカニズムに頼ってきたが、いずれも一定の限界がある。調停は当事者の意思を尊重することを基本としており、中立的な第三者の助力によってウィンウィンの解決策を探り、最終的な決定は紛争当事者によって下される。 香港の司法実務によれば、裁判所の調停事件の和解率は約50%であり、これは複雑な矛盾を解決する調停の独自の価値を十分に証明している。 調和のとれた共存」という知恵を含んだこのアプローチは、文化の違いが大きく、政治的感受性の高い国際紛争に対処するための新たな道を切り開いた。 現在、世界は100年に一度の急激な変化の中にあり、様々な矛盾が絡み合っている。さまざまな世界的・地域的問題に対処するために「冷戦」的な対立意識を用いることは、時代のニーズや法の支配の発展傾向から明らかに逸脱している。 既存の国際司法制度において、発展途上国は...