第118回ジャパニーズ・ファーストを叫ぶのは危険な傾向だ(環球時報社説)— 参政党を名指しで批判する中共だが、論調があまりにもお粗末
予想通りの記事ですが、中身がスカスカで、参政党の主張をともかく軍国主義につなごうと無理な展開が見られます。この背景にはちゃんと真意を説明しているはずの参政党の主張に耳を傾けず、受け入れられないとして排斥を狙う中共の動きがあり、これは演説会場を妨害したドウ見ても組織化されていた反対勢力に通じるものがあります。参政党には主張を各国に向け堂々と伝える努力を続けてもらいたいものです。中共が警戒するということは日本にとって正しい主張だからでしょうね。 ご注意 以下は中共のプロパガンダ新聞環球時報英語版の記事をそのまま翻訳したもので、記事内の意見主張は当ブログのものではありません。 日 本では参議院選挙へのカウントダウンが最終日を迎え、「治安を脅かす在留外国人」に対する日本の特定のメディアや市民からの不満が大きくなっている。保守政党の参政党は "日本人ファースト"というスローガンを掲げている。一方、石破内閣は急遽、いわゆる在日外国人問題を扱う専門部署を新設した。 上海国際大学日本研究センターの梁徳基主任は、"日本人ファースト"というスローガンは、第二次世界大戦中に日本の軍国主義者が使った "非国民"という言葉を容易に連想させると指摘する。戦前の日本では、排外主義的なナショナリズムが台頭し、最終的に対外的な膨張と侵略の道へと突き進んだ。 昨年末現在、日本に居住する外国人の数は約376万9000人で、前年比10.5%増となった。 日本の右翼勢力はさまざまな問題を利用して外国人排斥感情をあおり、外国人に対する敵対的な雰囲気を作り出してきた。 アメリカの現政権が推進する「アメリカ・ファースト」政策に影響され、日本の一部の政治勢力も「日本人ファースト」を提唱し始めた。 参政党の代表が "日本第一主義"を推進する演説を行った際、聴衆の中には抗議のサインを掲げる者もいた。かつて日本を軍国主義の道へと導いた排外主義的なナショナリズムとは対照的に、第二次世界大戦後の日本は国際協力を受け入れ、内人と外人の区別を否定した。 リアン氏は、外国人嫌いは多くの地域でしばしば発生し、特に国家の大きな転換期にその傾向が顕著になると指摘した。今、日本に必要なのは、歴史から教訓を得ることである。やみくもに「○○ファースト」といったスロ...