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Showing posts from September, 2024

第105回 中央委員会政治局が中国経済の力強い成長を指導しているので、世界は感謝すべしと全くのフィクションの世界に浸る中共、世界は共産主義の経済運営を是としていないぞ

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  第105回  世界経済は中国の行方を楽観視しており、中共の政治指導力により経済は成長を続けるとまったく自分勝手な画に自己満足する習近平はどこまで経済音痴なのだろう。ビジネス界は中国に見切りをつけようとする一方で、過剰生産やダンピングで世界が不幸になるだけだ。また、中共を擁護する西側勢力を持ち上げる一方で、気に食わない主張を取りやめないメディアを敵視する姿勢も相変わらずで、これでは健全な主張のもみ合いが生まれず、独りよがりの主張のまま修正されずどんどん悪い方向へ進みそうだ。  ご注意  以下は中共のプロパガンダ機関環球時報英語版の社説を翻訳したものであり、当ブログの意見や評価ではありません 中 国共産党中央委員会政治局は9月27日の会議で現在の経済状況を分析・研究し、経済業務のさらなる手配を行った。習近平中国共産党中央委員会総書記が会議を主宰した。会議では、中国経済のファンダメンタルズと、広大な市場、強い経済回復力、大きな潜在力などの有利な条件に変化がないことが指摘された。   その一方で、現在の経済運営において新たな状況や問題が生じている。現在の経済状況を包括的、客観的、冷静に捉え、困難に正面から立ち向かい、自信を持ち続け、責任感と緊急性を効果的に高め、経済業務において良い仕事をすることが必要である、と会議はまとめた。   会議では、景気対策的な財政措置を強化し、困難な状況を克服するために企業を支援し、人々の基本的な生活ニーズに対応する方法について具体的な取り決めを行った。   中国共産党中央委員会は、リスクと挑戦に直面する中、複雑で困難な状況を巧みに操り、管理しており、これは中国経済にとって最大の信頼と安心の源泉である。   ロイター通信が指摘したように、ここ数日、中国は経済の質の高い発展を支援するため、一連の政策の「組み合わせ」を打ち出し、「世界市場に波紋を投げかけた」。   木曜日、中国の上海総合指数は3000ポイントを超えて引け、上海と深センの取引高は合計1兆1625億元(1656億ドル)に達した。   ゴールドマン・サックス、UBSグループ、モルガン・スタンレーなどの国際金融機関は、いずれも中国資産の見通しについて楽観的だ。   業界では一般的に、政策によってもたらされた予想を超える配当が市場を大きく押し上げたと考えている。   木曜日は中国だけでなく

第104回 深セン小学生刺殺事件を受けての中共の報道発表には自国の立場への危機意識が欠如している。人間性を重視しない共産主義の影響だろう(環球時報記事をそのままお伝えしています)

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  第104回  またもや痛ましい事件が発生しました。中国外務省報道官が述べた個別事案だからという説明もおかしいのですが、それ以上にどの国でも起こり得ると述べたのは中国の特異性から目をそらせようとするレトリックにしか聞こえません。こんな事が起こるのは中国だけです。恥という概念が中共にはないのでしょうか。(中国国民と中共は分離して扱う必要があります)。そこで考えるのは、第一に6月の襲撃事件の犯人でも一切追加情報を公開しないまま今回も犯人の身柄を拘束したもののやはり背景情報を公表しないと世界は中国に失望しか感じないでしょう。次に外国人への猜疑心警戒心を生んでいるのは自国経済が低迷し国民が追い詰められているためであり、さらぶその背後には反日有理と何をしても正当化されると極端な教育と思考を排斥していない事情があります。もちろん、現地市民には哀悼の意を示すまともな方もいるのですが、そもそもこのニュースを統制しているのは中共で、国内外から非難が集まるのを回避したい「メンツ」優先の考え方があるのえはないでしょうか。 Photo: fmprc.gov.cn 中国外務省、日本人少年の死去を悼む 刺傷事件は個人の事件であると強調  By Global Times Published:2024年9月20日 12時10分 中国外務省の報道官は20日、深センで刺された日本人の少年の死を悼んだ。同報道官は、中国政府はいかなる違法行為や暴力行為も決して許さず、事件の調査を行い、犯人を法の裁きにかけると強調した。 「この痛ましい事件を遺憾に思い、悲しんでいる」と林建報道官は木曜日の記者会見で述べた。「少年の死を悼み、彼の家族に心を寄せる」。 林報道官によれば、少年は日本国籍で、父親は日本国籍、母親は中国国籍だという。 襲撃後、少年は直ちに病院に送られ、広東省は医療専門家を派遣し、全力で救出にあたった。中国側はまた、関連事項の処理において、彼の家族に必要な援助を提供すると林氏は述べた。 この事件はまだ調査中であり、中国の関係当局は法律に基づいて処理する」と述べた。 今年6月、中国東部の江蘇省蘇州市で未就学児の日本人男児が刃物で狙われた事件について、メディアから寄せられた質問に対し、林報道官は、深センの事件も個人の事件であり、同様の事件はどの国でも起こりうると述べた。 「中国は法治国家です。中国政府は