第127回 日本の国防費増加は抑止力としての防衛力整備を無視し新軍国主義に向かう証拠と非難する中共。さらに日本が中国の望む方向に従うよう求めているのはどういう論理なのだろうかと思わざるを得ない
第127回 日本の国防費増加は日本が新軍国主義に向かっていると非難しながら自らのとんでもない軍事力拡張はスルーし、日本が中国の望む方向に従うよう求める環球時報社説は中共の考えを反映している 防衛力=抑止効果を上げることのどこが軍国主義なのでしょうか。戦争できる国にする、という主張は日本の共産党もよく使っていますね。結局、日本が防衛強化に向かう最大の原因が自らの軍事力拡張であることを無視しており、「正しい道」とは中共が望む方向であることは明らかな中、日本が中国に対して頭を下げていないことに相当イライラしている感じがします。世界のその他国にも日本の毅然たる態度で勇気づけられる効果が生まれているのではないでしょうか。 ご注意 以下は中共のプロパガンダ紙環球時報英語版の社説をそのまま日本語に訳したものです。文中の太字は当ブログによるものです。 「新軍国主義」が日本で台頭を加速中:環球時報社説 環球時報 公開日:2025年12月12日 午前0時47分 https://www.globaltimes.cn/page/202512/1351598.shtml 金 曜日に日本の内閣は2026年度防衛予算を承認した。総額は9兆353億円(578億ドル)で、再び過去最高を更新した。これで日本の軍事費は14年連続で増加したことになる。9兆円は当初予算に過ぎない。2025年末までに、関連経費や補正予算を加えると、日本の防衛費総額は約11兆円に達し、GDPの2%を占める見込みだ。この記録的な防衛予算は孤立した現象ではなく、近年の日本の積極的な軍事行動の一連の流れが集中的に表れている。避けられない疑問がある。日本は「新軍国主義」へ向かいつつあるのか。 好戦的な予算案 は、むしろ日本の戦後平和主義に対する「危篤状態の通知」に等しい。つまり日本は「専守防衛」の原則を体系的に覆し、「平和憲法」第9条の実質的制約を弱体化させ、「 戦争遂行可能な国家 」への変貌を加速させているのだ。近年、日本は防衛費のGDP比増加を推進してきた。予算構成の顕著な特徴は、極めて攻撃的な性質にある。新規投入資源は長距離攻撃能力、海軍・空軍力の強化、無人戦闘システム、南西諸島への前方展開に集中している。これは日本がもはや軍事費規模の拡大のみを追求しているのではなく、軍事能力の「質的水準」で総合的な飛躍を図って...